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極私的感銘作品集(vol.4)

このコーナーは、曲批評だけでは語り尽くせない世界を私に見せてくれたCDを集めたものです。


ゴキゲン鳥 〜crawler is crazy〜(SOPHIA)

生活は自分の部屋と会社または学校とよく行く店で完結する世界。友人は限られていて、

ほかに接する人は少ない。そういう生活に飽きている人は多いでしょう。恋人でもいれば

話は別ですが、そうでなければたいていの人の生活はとっても退屈なものかもしれません。

私はそうは思いませんが。

 

退屈な生活を壊したいとは思っているけれども実際に壊す勇気はない。そういう心理状態で

幸せな生活など遅れるはずもないでしょう。でも、そんな心理を壊すのは簡単ではありません。

そういうときにぶち壊した快感を歌った歌が有効だと思います。

 

私にとって、この歌は日常からの解放感を意味していたのかもしれません。なぜだか心に

引っかかる歌だったので、この歌が流れると聞き込むようになっていました。

 

鳥カゴの中にいる自分、彼らにはそのような自分がみえているのです。

 

鳥カゴの中の鳥には、世界はどう映っているのでしょう。人の目から見ればいかにもつまらないように

思います。でも、自分もこのような世界に生きているのかもしれないと思ってしまうと、なかなか寂しくなる

ものです。でも、飛び出す先もなく、何気なく暮らしていけるので、寂しさと対峙しなければいけないのです。

 

そのさびしさ、そのかなしさ、他人の目には映らないので、一人一人が対処法を見つけなければ

いけないのです。それでも人はその感情を無視して生きているのですが、私はSOPHIAが

出したこの曲のプロモで見せつけられて、再び対峙せざるを得なくなってしまったのです。

 

今思うと、あのタイミングで気づかせてくれてありがたいことだと思っています。

 

そういえば、この曲の最後の歌詞は、この言葉で終わっています。

 

「問題は俺か?」


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